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口の動きを解析し、マスク表面に表示する技術
新型コロナウイルスが世界中に蔓延してマスクが必須の世の中になり、色々な種類のマスクや、マスク用のアクセサリーまで発売されるようになりましたが、韓国から字幕表示機能の付いたものがが開発されました。光センサで口の動きを読み取り、唇と表情を分類わけしているそうです。表示される文字は翻訳もされるうえ、口の形も表示してくれるとの事。マスクで声が聞き取りにくいといった問題が一部解決される反面、見えていないからと油断するわけにはいかなくなりますね。
動画の手の動きをトラッキングする技術
特別なセンサやカメラを用いずとも、手の動きを解析しトラッキングを行うシステムが開発されました。Youtube等にアップロードされている動画に対しても使用でき、スマートホンを用いたリアルタイム解析も行えるようです。手の動きに合わせたジェスチャー機能や動きの解析がより簡単になるのであれば、これを軸に新たなインターフェイスが色々と誕生するかもしれません。
電気いらず、バネだらけの自転車ホイール
バネによる反力を利用する電力要らずのアシスト自転車システム、Super Wheelが開発中…
電動アシスト自転車が当たり前の中、画期的な自転車をアイルランドのSuper Wheel System社が開発しました。運転手の体重を地面が押し返そうとする力を利用して、電力無しで人力をアシストできるホイールを開発しました。誰でも思いつきそうなアイディアですが、どこにもない新しい製品で電動自転車と違いモータやバッテリーを積んでいないので車体も軽いというメリットの集合体です。
全方位に給電可能な無線給電
fabcross—IoTやロボティクス、電子工作に3Dプリンターまで、新しいものづくりがわかるメディア
ビー・アンド・プラスが、2次コイルがどのような角度でもワイヤレス給電が可能な平面型3Dワイヤレス給電方法を開発した。…
無線給電で有名なビー・アンド・プラス社が、受電側の角度を気にせず給電可能な技術を開発したとのことです。同様のフレーズは過去の開発品にもあったようですが、今回開発された技術は給電ユニットが平面であることが最大の特徴で、設置の簡易化と使用面積の削減を実現しました。ワイヤレス給電の角度については、設置時の課題の一つであったため、今後幅広い活用が期待できます。
4方向の5G通信を可能に
Techable(テッカブル)
5G通信では、高い周波数のミリ波を遠くまでとどけるためにビームフォーミングが用いられる。ミシガン大学の研究チームは、5G…
5G通信は通常アナログ式のビームフォーミングで1方向にしか送受信できませんが、ミシガン大学がシングルチップで4方向の送受信を実現する技術を開発しました。この技術はシングルチップ内にアンテナを16個搭載し28GHzMMWのミリ波をビームフォーミングできるようにしたものです。今後、ビームフォーミングの発達によりスマートフォンにも搭載して通信の信頼性の高い5G通信を実現してくれそうです。