最新のテック情報から心和む話題まで、幅広にお届けします。
姿勢全体を一度に推定する技術
肩こりの原因が腰にあったり、頭痛の原因が肩こりにあったりと人体は各部位同士が密接にかかわりあっています。しかし、これまでの姿勢推定は部位ごとに対して個別の学習が必要であり、その結果を後でまとめるといった手法が主でした。今回中国、香港、シドニー等の研究チームが133ヶ所のポイントを元に全身の姿勢を一括で推定する技術を開発したそうです。頭のてっぺんからつま先まで全ての身体ネットワークについてより正確な推定が可能になれば、運動だけでなく健康維持にも繋がりそうですね。
筋委縮性側索硬化症患者の表情筋を測定できる技術
fabcross—IoTやロボティクス、電子工作に3Dプリンターまで、新しいものづくりがわかるメディア
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の顔に装着して、顔の小さな動きを測定で…
MITが筋委縮性側索硬化症患者に対するウェアラブルデバイスを開発したそうです。筋肉が萎縮したり、脳からの指令が伝わらず、言葉や表情をうまく発せられない方は世界に多くいらっしゃいます。何気ないコミュニケーションが思うようにいかないことは、ご本人もですが、ご家族や介護をしている周囲の方もかなり大変だと思います。今回開発されたセンサはそんな患者の顔の筋肉の小さな動きを読み取り、意思を伝えてくれるものであるとの事。薄く軽く使い捨て可能で目立ちにくいという点も使用される方にはうれしいのではないでしょうか。今後発展して少しでもコミュニケーションが多く取れるようになることを願っています。
スキルに応じてフープ調整
Techable(テッカブル)
MITコンピューター科学人工知能研究所(CSAIL)では、特定の分野においてのスキル向上を支援する日常品について考案して…
日本人初、NBAドラフト1巡氏名を八村塁が受けてから日本のバスケットボールの知名度が上がってきました。そんな中、初心者でも楽しくシュートを決められる技術を開発したMITコンピューター科学人工知能研究所(CSAIL)。実力に応じた難易度になるように設定されており、科学技術によってスポーツにもどんどん転用されており、今後の日本バスケットボールのレベルが上がることを願います。
データ通信媒介として指先を使った技術
Techable(テッカブル)
キャッシュレス決済にはスマホやカードを使うのが一般的だが、将来的には指で触れるだけで済む可能性がある。パデュー大学の研究…
スマホやウェアラブルデバイス、埋め込み型デバイスからのデータの通信網を人体に確立。表面に触れるだけでデータを送信できるようになる技術が生まれました。 デジタル信号に依存する同技術を認証システムで用いれば、スマホが覚えている生体情報も必要ないため、例えば他人のスマホからアプリのマイアカウントにログインすることもできるとのことで日々進化する技術に目が離せません。