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ZOOMを活用して日本的会議から開放されよう

  • 6月17,2019
簡単!軽い!安い!Web会議システムZOOMの特徴を紹介
よくあるトラブルと解消法を紹介
中小企業でも本当に役に立つ生産性向上ツールって?

 

1 ZOOMって知ってますか?

皆様Web会議システムって何を使ってますか?Skype?Webex?Polycom?…乙です(笑

 

2011年シスコシステムズとWebex出身者から設立された「ZOOM Video Communication」はその圧倒的なクオリティと利便性から昨今注目されているシステムで、弊社も海外ベンチャーとVCを行うときはほぼZOOMを指定されるほど高い普及率を誇っています。

 

今回の記事ではZOOMの何が便利なのかを紹介し、働き方改革が叫ばれる日本において中小企業が選択すべきツールについて考えてみます。

 

2  ZOOMがいかに神なのか?

◇【簡単】ブラウザベースのシステムでインストール不要

ZOOMで会議に参加するためには、開催者から送られてくるメールのURLをクリックする「だけ」です。あとはWebブラウザが開いて勝手に会議が始まります。ユーザー登録も必用ありません。専用ソフトのインストールが不要というのはWebexやskype for webと同じですが、ブラウザの拡張機能のインストールを要求されずに「リンクをクリックする⇒開始」の流れが最もスムーズなのはZOOMです。

 

 

◇【軽い】キャリア通信でも使えるぐらい軽く、とにかく美音

個人的にZOOMで最も気に入っているのは「音や動画がめっちゃ綺麗」な点です。音が切れたり、止まったりということは滅多にありません。なぜかというとZOOMは通信量がとても軽い!

下記は私がZOOMのビデオ会議を1時間ipadで使ったときのキャリア通信量です。

 

 

450Mぐらいですね。一方、Skypeは…約2G!(リンクを参照 https://faq.imotonowifi.jp/faq/show/1614?site_domain=default)

Skypeが重い…って思うのも当たり前ですね。ZOOMは複数個所箇所との接続にも強く、弊社ではいつも3~5箇所ぐらい繋げていますが、全く問題なく通話できます。

 

 

◇【安い】無料でも普通に使える

まず、招待された会議に参加するなら無料アカウントで何も問題ありません。会議を開催する(ホストになる)場合は、無料版だと「3箇所以上の接続だと40分で会議が終了」が唯一のデメリットです。

他に細かい差はありますが、一番大きいのはコレぐらい。しかも有料版も月$15、安い!

 

3 唯一最初つまづくトラブル

かなりユーザーフレンドリーなZOOMですが、社内でZOOMを使っていて最も多いトラブルが「音が出ない、声が入らない」ということです。やたらおきます。これは自分でミュートの設定にしているだけなので、対応を説明します。

 

 

まず、会議に参加するときに出てくるポップアップ。赤矢印で示した「コンピュータでオーディオに参加」を押してください。よく分からないまま右上の×ボタンなどを押すとミュートになったりします。

 

 

それでもダメなら、マイクの設定がおかしい場合があります。上図の赤丸部分を押して、マイクとスピーカーが適切に選択されているかを確認してください。

 

 

◇注意:アプリはこまめなバージョンアップを!

PCにZOOMの専用アプリ(これも便利)を入れている人は、こまめに更新をしてください。古いバージョンだと会議が始まらなかったり、開催できなかったりします。

 

4 会議のために帰社したくない!

ZOOMを弊社で導入して1年程になりますが、ZOOMは移動コストと距離の制約を極端に下げてくれます。

例えば、出張先の営業で自分のPCからZOOMにつないで技術者を打合せに参加させる(顧客ネットワークに接続しないため、お客さんも許可してくれます)、移動中に社内の会議に参加する等々、働き方が大きく変わりました。

 

弊社ではSlackもworkplaceもsalesforceも使っていません。これはプラットフォームとして機能するために、あまりにもデジタル的なコミットを全員に要求するためだからです。弊社のような中小企業ではデジタルネイティブではない人もたくさんいて、その人たちに全てのやりとりを入力しろ、は普及しません。

 

でも、みんな会話や議論や相談はします。この「話す」というコミュニケーションをデジタルに便利にしているという点で、ZOOMをはじめとするWeb会議システムは最もコスパの良い生産性向上ツールなのではないでしょうか?