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大学発ベンチャーGeCSのご紹介  -新しい画像生成AI(敵対的生成ネットワーク)-

  • 2月12,2020

大学発ベンチャー企業「GeCs」

GeCsは名古屋大学・名古屋工業大学の学生を中心とした、AIに特化したベンチャー企業です。

特徴

敵対的生成ネットワーク(GAN)を活用した「生成型AI」の技術を応用
多くの画像データを必要としない「教師なしAI」の分野を開拓中
1度AIに画像を学習させれば、次からは新たな学習の必要なしに画像データを生成します

 

生成型AIとは

データから特徴を学習することで、実在しないデータを生成したり、存在するデータの特徴に沿って変換することが可能です。すなわち、正解データを与えることなく特徴を学習する「教師なし学習」であり、その柔軟性から、アイデア次第で広範な領域に摘用が可能です。

データの特徴を抽出して学習し、実在しないデータを生成できるので、たとえば製造業分野では、少ない欠陥品の画像をAIに学習させるための手法のひとつとして注目されています。

生成型AIによるソリューション

1.データ⽣成・加⼯

全体の特徴を学習しているため、全体の特徴を保ったまま

学習データに似ているデータの生成ができます。

(Ex.不足データのカサ増し・猫の顔を人に変換

2.異常検知

学習したデータの特徴から外れるものを検知できます。

(Ex.異常データなしの異常検知AI

3.逆計算

学習データ内のそれぞれのパラメータがどのように作用するのかを学習するため

求めるものを得るためのパラメータを逆計算できます。

(Ex.目的物質の原材料候補の探索

 

問い合わせ

東朋テクノロジーは、GeCSの技術を活用した新たなソリューションを検討しています。

当技術、またはGeCsにご興味をお持ちのお客様は、是非お問い合せください。